Youは何しにフォルシアへ？　フランスからやってきたエンジニアにインタビュー

経営企画室の西澤です。フォルシアでは、情報検索プラットフォーム「Spook」の将来的な海外展開を目指して、海外の企業と情報交換を行う機会を設けています。その一環として、2018年1月より、フランスの企業からSevket（セブケット）さんがフォルシアのエンジニアとして期間限定でジョインしています。今回は、はるばる日本にやってきたセブケットさんに、フォルシアでの仕事と日本での生活についてインタビューをしました。

※所属、業務内容は取材時点の内容となります。

自己紹介

元々はどんな仕事をしていましたか？

フランスのInfinite Squareという会社で、主に3つのプロジェクトに関わっていました。
1つ目は、フランスのサッカーリーグの関係者が使用するシステムで、スタジアム、試合、選手の情報を一元的に管理できるものを開発していました。
2つ目は、「TimeChef」というサービスのアプリとウェブサイトの開発です。レストランのメニューをみて、オーダーと決済ができるサービスで、デジタル化が進む社会において「新しいダイニング体験」をコンセプトにしたサービスです。
3つ目は、私が働くInfinite Square社のプロダクト開発です。イベントの企画から開催、その後のアプローチまで一気通貫で管理できるプラットフォームです。皆さんの知っている会社だと、マイクロソフトやDELLなどの企業が導入しています。

なぜフォルシアにやって来たのですか？

私は、学生の頃から日本の文化に興味があったので、いつか日本で生活してみたいと思っていました。今回、日本の「フォルシア」という会社に、Infinite Squareの社員が一年間ジョインできるという話を会社から聞き、チャンスだと思いました。数年前にフォルシアでインターンシップをした会社の先輩が、フォルシアは仕事の内容が面白いだけでなく、社員と一緒に仕事をすることが楽しかったと言っていたのでフォルシアで働くことを決めました。

フォルシアでの仕事と日本の生活

現在、フォルシアではどんな仕事をしていますか？

初めは、顧客チームごといろいろなタイプの自動テストを実装しました。各パターンのテストを簡単なテンプレートにまとめ、他の顧客チームでも簡単に自動テストが導入できるようになっています。テストが多い顧客チームは、実行時間が長すぎるため、何度もテンプレートを改善する必要があり大変でした。
最近は、キーワード検索の改善に取り組んでいます。Pythonを使った商品分析ツールの開発です。日本語の分析や、新しい言語に触れることが楽しいです。

フォルシア社員の印象を教えてください。

フォルシアのエンジニアはみんな仕事に対するモチベーションが高く、頑張り屋だと思います。英語が話せるので、コミュニケーションで困ることはありません。

フランスでの職場とフォルシア、ギャップに驚いたことはなんですか？

たくさんあります。まず、役員と同じスペースで仕事をすること、オープンスペースが広いことに驚きました。飲み物の種類が多いだけでなく、アイスとシリアルがあることもびっくりしました。フランスでもフリードリンク制度はありますが、コーヒーとお茶だけですね。

休日は何をしていますか？

日本を楽しみます。旅行、お祭り、ビーチ...いろいろなところに行きました。鎌倉と江ノ島が一番好きで、月に一回行きます。美味しい食べ物を探したり、公園やお寺、神社に行くことも楽しいです。

最後に、これから日本でやってみたいことを教えてください。

フォルシアでの仕事は、12月までとなりますが、残りの期間いろいろなチームでいろいろなプロジェクトに参加したいと思っています。
プライベートでは、関西とアジアに旅行に行きたいです。ヨーロッパとは異なるアジアの歴史や文化に触れてみたいです。

日本が大好きだと言うセブケットさん。今回のインタビューでは、すべての質問に完璧な日本語で答えてくれましたが、週に1回、フォルシア社員とのコミュニケーションの場として、また、社員の英語力向上に少しでも役立てばと、日本語での会話厳禁の「English Lunch」を開催してくれています。

Sevket Yalcin（セブケットヤルシン）

プロフィール

出身地：フランスストラスブール

フランスでの仕事：
会社名：Infinite Square
所在地：パリ、フランス
事業概要：ソフトウェアエディター、ITコンサルティング
担当業務：スマホアプリ開発、ウェブサイト開発、API/バックエンドサイト開発、DevOps/アジャイル

趣味：WEB開発、フィットネス、ゲーム、アニメ

日本の好きなところ：料理 (お寿司)、クリンリネス、安全性、おもてなし、寺/神社、温泉、自然、猫カフェ