技術もお笑いも見習い中の新卒2年目エンジニアが語る フォルシアの顧客チーム
技術本部の小孫です。12月恒例のイベントといえばアドベントカレンダー、ではなくM-1ですね。恥ずかしながら昨年の忘年会で拙い漫才を披露してからは、プロフェッショナルの偉大さをひしひしと感じながらお笑いを見るようになりました。と、前置きはこれくらいにして、今回の記事では新卒2年目、フォルシアのお笑い担当の私が、プロフェッショナルを目指してフォルシアでどのような仕事をしてきたのかを紹介します。フォルシアでは顧客ごとにチームがありますが、特に私が経験してきた2つの顧客チームはフォルシアの中では対照的な2チームだと思います。この2チームを紹介することで、フォルシアエンジニアの働き方を少しでもお伝えできたらなと思います。
チームA若手が少人数で担当するチーム
まずは入社して初めて担当になったのがA社です。エンジニアは私と2年目の先輩、営業担当はキャリアで入社したばかりの若いメンバーが中心のチームでした。困ったときにはベテランの社員が助けてくれますが、基本的には自分たちだけで案件を担当します。もちろん責任は大きく緊張感もありますが、それ以上にやりがいがあり、1年目から伸び伸びと仕事をさせてもらえました。途中からは私がメインで担当するようになり、日々の運用保守や、小規模ながらも開発案件の要件定義から実装、テストまで様々なことを経験することができました。
顧客との距離が近い
フォルシアの他の多くのチームでもそうですが、新規の提案や契約に関わること以外は基本的にエンジニアが顧客と直接やりとりをしながら案件を進めます。顧客からすると経験の浅い新人であっても関係ないので、初めはボロが出ないように必死でした。しかし、顔の見える距離感でやり取りをする中で、顧客やエンドユーザーのためにより良いものを作りたいという気持ちが強くなっていきました。
今振り返ってみると、もっと直接会ってコミュニケーションを取ることも必要だったなと思います。顧客からの要望だけでなくこちらからも提案してより良いものを作っていきたいと考えていますが、顔を合わせて話をしなければ顧客の課題を知って提案につなげることは難しい、という当たり前のことが最近ようやく分かってきました。
チームB経験豊富な大所帯のチーム
今年の夏から担当しているB社は、リリース前というのもあってメインのエンジニアが5人、専任のPMもいるという社内ではかなり大人数のチームです。経験豊富な社員と一緒に仕事をすることができるので、コーディングに対する考え方や問題解決に取り組む姿勢など、エンジニアとして日々多くのことを学んでいます。メンバーが多い分、実装方法や顧客のビジネスについて疑問に思ったことは気軽に質問できますし、タスクの分担を柔軟に行うことができる安心感もあります。
社外の関係者が多い
担当している開発案件は大規模なものなので、顧客を含め社外の関係者がたくさんいます。そんな中でもフォルシアらしさを失わず、かつ独善的にならずにプロジェクトを進めていく必要があります。
フォルシアで大切にしている考え方に「フェアネス」というものがあります。顧客や同僚との間の互いに尊敬しあえる対等な関係のことを意味しますが、初めから顧客との間にフェアネスがあるわけではなく、日々の努力で勝ち取るものだと教わってきました。多くの人が関わる大規模案件でフェアネスを築くのは大変なことですが、担当の営業やPM、先輩エンジニアの姿を見て、自分ならどうするかということを考えながら案件に取り組んでいます。
さいごに
以上、私がこれまでに担当してきた2つの顧客チームについての紹介でした。フォルシアには他にもたくさんの顧客チームがあり、それぞれにカラーがあります。また担当顧客を持たず技術開発を専門に行うエンジニアもいます。
今回紹介したのはフォルシアエンジニアの働き方の一例ですが、いずれの社員にも共通することは、プロフェッショナルとして努力を重ね、顧客とともに良いものを作っていくという姿勢です。私も立派なプロフェッショナルになるべく、年末は関西に帰ってオールザッツ漫才を朝まで見ようと思います。
小孫一浩
2017年度新卒入社 エンジニア
旅行会社の検索サイトを担当しているうちに、列車への愛を思い出しました。
霜降り明星と同い年。